アメリカ合衆国について勉強する期間”タクシードライバー感想”
皆さんこんにちは。
またお久しぶりです。
最近はまってる番組がありまして、
NHKで放送されている「世界サブカルチャー史 欲望の系譜」です。
今はアメリカのサブカルチャーの歴史を50年代から10年ごとに区切って放送しています。
今私は60年代と70年代を見たところなんですけど、その番組で紹介されている映画からタクシードライバーを見たので、その感想を軽く書いていきますね。
(60年代でも70年代でも50年代が良い時代だったと回帰されているから早く50年代の再放送を見たい!!)
本題
主人公のトラヴィスはベトナム戦争帰りで心に傷を負い不眠症を患っている。夜勤のタクシードライバーの職に就くが、社会への不満は募るばかり。
選挙事務所に勤める女性にアプローチするが断られ(まあ断られて当然のことをしてるけど)街で見かけた買春をする少女に君を助けたいと話しかけても、その必要はないと断られる。
そんなんかでトラヴィスの頭の中にはある計画が思い浮かぶ
終始重たくて退屈な映画を想像していたけど、映像や音楽には引きこまれてた。
トラヴィスがタクシードライバーの同僚と話しているのにトラヴィスは全く話には集中できないシーンは怖いなと思いながら興味深く見れた。
戦争で受けた傷は適切な治療を受けることが必要なのに何もせず社会に放りだされ、
鬱憤とした気持ちを抱くことはわかる、男として何をなさなければならないという有害な男らしさを体現したくて凶行に走るトラヴィスのこと可哀想に思った。
凶行に及んだあと、新聞ではその行為を称賛され、救った少女の両親からも感謝されるシーンがあり、その後タクシーの客として乗り込んできた以前アプローチした女性からその凶行を褒められる?シーンが続く
けど、私はこの一連のシーンは夢だと思う。
トラヴィスが死んだあと見てる夢か、昏睡状態のときに見てるときに夢か
見た目もいつの間にか以前の姿に戻ってるし。
現実にギャング相手だとしても3人も殺した人がすぐに社会復帰できるとは思えないし。
だから最後のシーンで険しい顔でバックミラーを確認するトラヴィスは夢の世界の違和感に気づいたんじゃないかな
気づいた先が死なのか、死よりもつらい現実の戻ることなのかはわからないけれど。